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夢の記録

さっき見た夢の記録。
妖怪大戦争みたいなものに巻き込まれてがちゃがちゃやった後、黒い猫と私の別れのシーン。

戦い終わって日が暮れて、パートナーとして一緒にやってきた戦友との別れの時がやってきた。
いやだいやだといっても俺には俺の生活があるし、それは彼にとっても同じことなのだ。しかし、それでも、それがさだめとはいえ、いっしょにやってきた思い出が、この先全部、記憶から消えていってしまうのは、俺にはつらいことだった。夢から覚めた後のように、時間がたてばどんな強い思い出もひとつずつ忘れていってしまう。いくら強い気持ちで絶対に忘れないと約束しても、誰も彼もそうなってしまうのだ。

俺がそういうと、猫は「お前のそういうところが嫌いなんだ」と言った。
「確かに忘れてしまうのかもしれん。だけど、約束したじゃねーか」
俺とお前は互いを忘れないとここで約束した。なら、その後時間に洗い流されて俺もお前もそのことを忘れてしまっても、それでいいじゃないか。
俺よりこいつの方が、人と人の絆とは何なのか、直感で理解している。ぶっきらぼうな考え方に、ああこいつらしいなと俺は感心する。人と言うか、猫だったけれども。

感心してそれでも忘れまい忘れまいとしているところで、急に目が覚め、あの黒猫のことを忘れるのがいやでキーボードを打ってみた。夢を見ているときには、確かに実感していた、一緒に短いけれど濃密な時間を過ごした者との間だけに存在する心地よい空気・距離感のことを、今はもう忘れ始めている。
あの心地よさを忘れたくなくて、ざざっと、文字にだけ起こしておくことにする。
それでも全部忘れてしまうんだろう。
とはいえ、いつだったかあの猫が、甘えて頭を手にぐりぐりこすり付けてきた時の、頭蓋骨の固い感触は、今はまだ右手の甲に残っている。
あの猫とはもっと長い間、できれば夢なんかじゃなく現実でいっしょに居たかった。ま、彼はこんなセンチメンタルさのことは、笑うんだろうけども。

ああなんだろう、わりと恥ずかしいポエム書いてしまったなあ(笑)
俺は犬派なのに、なんで猫だったんだろう。
プロフィール

佐々木バレット

Author:佐々木バレット
佐々木バレットと申します。舟名義で活動することも。
しばらくお休みしていましたが、マンガ活動再開しています。

現在、主にコミックMateで活動中。
またコミックウォーカー上で、舟名義でホラー漫画「カタリベ」の漫画も担当しています。

HPはこちらになります。
You Look'in 華々しき Rock'n Roll WOW!
また、拙著『おさなブライド』は、現在電子書籍版がDMMなどで配信されています。

ご連絡いただく際には、下記あて先の「$」を「@」に置き換えたメールアドレスにお願いいたします。
sasakibullet$mail.goo.ne.jp

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